男性型脱毛症(AGA)について
男性型脱毛症(Androgenetic Alopecia)、通称AGAは、成人男性に最も多く見られる脱毛症で、思春期以降に始まり徐々に進行するのが特徴です。多くは生え際の後退や頭頂部の薄毛から始まります。
AGAの主な原因
AGAの主な原因は、遺伝的要因と男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響です。DHTが毛根の受容体と結合することで、髪の毛の成長期が短縮され、髪が太く長く成長する前に抜け落ちてしまいます。これを「ヘアサイクルの乱れ」といい、繰り返すことで徐々に薄毛が進行していきます。
- 遺伝的要因:薄毛になりやすい体質(男性ホルモン受容体の感受性など)は遺伝することが知られています。
- 男性ホルモンの影響:男性ホルモンの一種であるテストステロンが、頭皮に存在する「5αリダクターゼ」という酵素によって、より強力なDHTに変換されることが引き金となります。
当院での治療アプローチ
当院では、形成外科専門医による正確な診断のもと、患者様一人ひとりの進行度やライフスタイルに合わせた最適な治療法をご提案します。
内服薬・外用薬
5αリダクターゼの働きを阻害してDHTの生成を抑制する内服薬や、頭皮の血流を促進する外用薬(ミノキシジルなど)を用いて、抜け毛を減らし発毛を促します。医学的根拠に基づいた治療の基本です。
真空含浸育毛治療
頭皮環境を整え、有効成分の浸透を最大化する当院独自の治療法です。薬の効果をより高めたい方、より積極的な治療を望む方におすすめです。
栄養アプローチと生活指導
栄養士による食事指導や、必要に応じた医療用サプリメントの処方で、髪の成長に必要な栄養を内側から補給します。生活習慣の見直しも、治療効果を高める上で重要な一部です。